FSH2007ST6/ISBN(2) - PukiWiki

ISBNコードについて(補足)

2007年からISBNコードが10桁から13桁に変わりました.
(cf. 日本図書コード管理センター http://www.isbn-center.jp/ )

これは, JANコードという13桁のバーコード方式と統一するためです.

2007年以降に発行された書籍には, 13桁のISBNコードとそれに対応するJANコード(バーコード)が載っています. それ以前に発行された書籍でも, 新しいものは, 10桁のISBNコードと別に13桁のJANコード(バーコード)が載っています. その場合, 10桁のISBNコードの一番右側のチェック文字とJANコードの1番右のチェック文字が違うことが, 確認出来ます. それは, このチェック文字の計算方法が変わったからです.

さて, 13桁のチェックサム(誤り検出)ですが,
10桁のときは, x1, x2, x3, ..., x9 と9桁の数に1から9までの数を
掛けて加えた合計を 11で割った余りを10桁目に記述していました.

13桁のときは, x9, x7, x9, x7, x9, ..., x7 と12桁の数に9と7を交互に
掛けて加えた合計を 10で割った余りを13桁目に記述しています.

(例) ISBN978-4-8443-2361-7 では,
9x9+7x7+8x9+4x7+8x9+4x7+4x9+3x7+2x9+3x7+6x9+1x7 = 487
で, 10で割った余り7 が, 13桁目と等しくなります.


[問題] 10桁のときと, 13桁の方法で誤り検出・訂正能力について考えてみて下さい.

  1. たとえば, 5桁目の数字が汚れて3か8か不明なときに, 最後の数字を使って, 5桁目の数字を予測出来るでしょうか?
  2. 最後の数字の計算が合わないときに, どの桁の数字を読み間違えたか, わかるでしょうか?

新しい13桁の方法の方が, 検出能力が低く感じるかもしれません. しかし, 13桁にしたのは, JANコードと呼ばれるバーコードに対応させるためです. バーコードに誤り検出機能がありますので, 数字そのものの誤り検出を使わなくてすみます. 最近のレジは, 赤外線でバーコードを読み取る装置が必ずついてますよね. 人が手で数字を入力していた時代とは変わりました.

補足

最近の携帯電話では, QRコードという2次元バーコードを認識してホームページアドレス等を参照しますが, 同様にJANコードも殆どの携帯電話でちゃんと数字の列として認識出来ます.

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Last-modified: 2007-07-09 (月) 22:22:00 (4336d)